いつか展示会に作品を…
そう思いながら行動できず
なんと6年という月日が経ってしまいました
覚王山アパートに展示したいな~なんて思っていたら
覚王山アパートが終了してしまったし
日々の忙しさに追われて、「展示できる方法や場所を探す」なんてこともしていませんでした。
だけど、
今年度は仕事が暇になりそうだと
いつもはあまり見ないSNSを漁っていたところ
「出してみたい」と思える企画展を見つけました。
ということで
1ヶ月後に企画展を控えています。
テーマは 「In bloom」
参加を決めたときから、このテーマでどんな作品を作ろうか?
って、ずっと考えていました。
途中で展示会場が変更になり、作品の見せ方を改めて考えることに。
「この空間なら、もっと明るい作品がいいのかな。」
「テーマにもっと寄せたほうがいいのかな。」
そんなことを考え始めたら、不思議なくらい手が止まってしまいました。
ラフを描いてみても、なんだかしっくりこない。
「かわいいけど、どこかで見たことがある。」
そんな作品ばかりになってしまうんです。
考えているうちに、気づいたことがありました。
私は作品を作っているつもりで、
「テーマの正解」を探していたんだと。
私は長くデザインの仕事をしています。
だから、どうしても…
「どうすれば立ち止まってもらえるかな。」
「どうすれば心を動かせるかな。」
そんなことを考えてしまいます。
それは仕事では大切な視点です。
でも、今回の作品づくりでは、それが少しだけ私を苦しめていました。
私は、アンティークな雰囲気や、少し静かな世界観が好きです。
色鮮やかな作品よりも、時間の流れを感じるような作品に惹かれます。
だから無理に自分を変える必要はない。
「In bloom」を、自分らしい世界観で表現すればいい。
そう思えたとき、肩の力がすっと抜けました。
作品を見て、
「テーマにぴったりですね。」
と言われるよりも、
「この世界観、好きです。」
そう言ってくださる方に出会えたら、私はそのほうがうれしい。
きっと展示会のテーマは、みんなが同じ作品を作るためのものではなく、
それぞれの作家が、どんなふうに”咲く”のかを見るためのもの。
そんな気がしています。
だから私は今回も、いつもの私らしい世界を大切にしながら、一つの作品を育てていこうと思います。
企画展『In Bloom』2026年8月20日㈭~8月26日㈬
animal plants art gallery (hazmi.)

