こんにちは。イラストレーターとして活動している いのうえなお実です。
今年からブログをちゃんと書くことにしました。
「似顔絵師」になったきっかけ
今日は、自分がイラストレーターという仕事をするきっかけになった、出来事や人物について。
2つの記事に分けて書きます。
まずひとつは「似顔絵師」になったきっかけ。
「ふく」さんとの出会い
「ふく」さんという、絵師さんがいまして。
その方の絵を見た瞬間に胸がキュン。
どう思ったんだっけか?忘れたけど、心惹かれたのはおぼえています。
インターネット上で見つけたんですよ。「○○展」のページでした。
あ。思い出した。
自分、その当時ペーパークラフトで作品を作っていたんですね(別の記事で書きます)そこで、どこか近くで個展出来るとこないかな?って探していたんですよ。それで、「ふく」さんの個展のページが出てきたんでした。
思い出せて、嬉しい。
その個展に行こうってまず思いました。
だけど、2歳の息子を連れて行くのも、ジジババに預けて一人で行くというのもどうなのか?(弱~)と思い、まずは、作家(絵師)さんのことを調べたんです。
そしたらね、「ふく」さんの作品は、どれも素敵で「こんな絵描きたい」って思って、でも「自分なんか」って思ったり、「私はペーパークラフトでやりはじめたし」って心の中で言い訳したり、頭と心がグチャグチャしはじめたんですね。
それからというもの「ふく」さんのSNSを眺める日が続きました。
「ふく」さんから受けた影響
「ふく」さんのSNSを見ていると、他の絵師さんの記事も出てくるので、見ていたんですけども、やっぱり「ふく」さんの絵が一番好きでした。
そして、「ふく」さんに会える日が来るまで、そう長くはかからず、ふくさんのSNS記事から「○月○日○○で似顔絵描きます」というのを見つけ、迷わず、そこへ行くことを決めたんです。
息子と夫の似顔絵を描いていただきました。
注文を受けて、その場で描くなんてすごい。
観光地に行くと「似顔絵描きます」という絵師さんは幾度となく見かけたことはありますが、全く関心なく(画風が合わなかったということもあり)「すごい」と思ったことが、失礼ですがなかったのです。
でも、このときは本当に感動しました。それと同時にうらやましく思いました。
けれど「じゃあ自分も」とは思わなかったんですね。
ふくさんの一ファンとして、似顔絵を描いてもらったことを喜び、家に帰りました。
「やってみよう」という決意
それから、大体2か月後。もう一度、ふくさんに会いに行くことになり、その時の私は、よりふくさんに近づこうと、仕事(ペーパークラフト)の相談をしていたんです。
ふくさんは
- 外で直接見てもらうと良いよ
- ぼくも最初は手が震えた
- お客さんと繋がって
と、いろいろアドバイスくださいました。
その日、ふく先生に描いてもらった愛猫の似顔絵を手に思ったのが「やってみよう」でした。
一度目にお会いした時とは、明らかに違ってましたね。
その日から、ペーパークラフトの作品を作るために描けていなかった絵を、また描き始めたのです。
ペーパークラフトをやっていたって、絵は描けるのだ。
似顔絵師デビュー
その後、ペーパークラフト作品を大きなイベントで展示販売することが決まりました。作品の内容は絵とペーパークラフトを掛け合わせたものです。
「どんどんイベント出るよ~」と意気込んでいた時期です。
しかし、伝染病の影響でこのイベントは中止となりました。
その後、いくつかイベントに応募しましたが、ことごとく落選。
しかし、そんな中で出店が決まったのが屋外(しかも河川敷)で行われる大きなイベントだったんです。
ワンさんとその家族のために行われるイベント。
動物好きの私は、あまり深く考えずに応募したんですよね。
出展内容は、もちろんペーパークラフト作品。
でも、思ったんですよ。「なんか違う」って。それに「風強そう。ムリじゃない?」って。
はい。ここで「ふく先生」が浮かび、こう思いました。
似顔絵描けばよくね?って
で、出展内容の変更を申し出て、
2021年10月にイベントで「似顔絵師」としてデビューしたわけです。
似顔絵ブランド「どことなくにがお絵」が誕生したのです。
やっぱり、すごく手が震えました!
「ふく先生も最初そうだったんだなー」と思うと、頑張れましたよ。
感謝の気持ち
似顔絵をお渡しした皆さんも大変喜んでくださって、「よっしゃー!また描こう!」って、すがすがしい気持ちになりましたね。
で、イベントにも呼んでいただいたり、オンラインでも依頼していただけるようになりました。
こうして、似顔絵師として活動できるようになったのは、「ふく先生」のおかげです。
いつかこの感謝の気持ちを直接伝えよう。
あ。なんか。初心にかえってきた。
4月にまた、イベントで「どことなくにがお絵」を描かせていただきます。
もう一個の「イラストレーター」になったきっかけについては、次の記事で書きますね。
コメントを残す